Blog
こんにちは
スマートデザインの南口です
本日は、バッテリーが膨れてしまっているがゆえに
交換が必要になってしまったお客様がたくさんご来店しました
バッテリー膨れ自体は珍しいものではないのですが
こうも重なると、なんともなんとも驚きなのです
さて、では、どのように修理していくのかを見ていきましょう
まず、お客様がご来店されたときの状態です
膨張したバッテリーが画面を押し上げています
幸い画面には影響が出ていませんでしたが
画面が反った状態になることで、画面が割れてしまったり、
圧がかかることで、タッチが効きにくくなったり、
正常に表示されなくなったりするケースもよくあります
その場合、画面の交換も必要になってきますが
今回はバッテリーの交換のみで大丈夫なケースでした
では、作業を続けます
iPhoneを開けるときには
まず画面下部、充電コードの横のネジを取る必要があるのですが
そのネジを取ったところ
画面がグングン浮いてきてしまいました
かなりの圧がかかっていたところを
ネジが無理やり押さえつけていた状態かと推察できます
そのしわ寄せは画面に行っていたはずなので、
画面に影響が出ていなかったのが不思議なくらいです
次は、iPhoneを開けて、本体と画面の分離です
普段ならサクサクとテンポよく進めていくところですが
今回はそうもいきません
iPhoneを開ける操作は今回の最重要課題です
バッテリーが画面を押し上げている状態なので
画面保護を第一に慎重に慎重にと進めていきます
普段よりも時間はかかりましたが
iPhoneを開けて、画面と本体の分離まで進みました
なんとなく
バッテリーが膨れているのがわかりますか?
画像だと伝わりにくいんだよなあ。。。
ここからは概ね通常のバッテリー交換と同じ手順で進め、
新しいバッテリーを付けた画像が下のものです(三分クッキング感)
前のものよりもバッテリーがフラットになっていることがわかりますか?
わかってほしい。。。
こうして、無事バッテリー交換が終わり
お客様にお返ししました
本日2件目、3件目の「膨れバッテリー」は
なかなかに緊急性が高く、作業中の写真は撮ることができませんでした
そのため、交換したバッテリーの画像のみでお送りします
2件目はiPhone8のお客様
ご夫婦で同時に購入されたそうで、
奥様のバッテリーのみが膨れている状態で
疑問に思われていましたが
使い方や様々な条件で変わってきます
奥様はお家で充電につなぎっぱなしにすることが多いようで
これが奥様のほうだけ膨れることになった原因なのかもしれないと
ご説明させていただきました
3件目はiPhone5sのお客様
音楽用の端末だそうで、膨れているのには気づいていたが
別段問題ないと放置されていたのですが
画面がつかなくなってしまったので
今回ご来店されました
かなりの膨らみを感じていただけたのではないでしょうか
もう、ほんっとにパンパンなんです!
飛行機に持っていったポテチですかと、気圧で膨れたポテチですかと、
見たときは本当にそう思いました
最近は熱くなってきて
本当に勘弁してもらいたいくらいですが
高温が苦手なのはヒトだけでなくiPhoneも同じ
同じことをしていても
高温状態とそうでない状態だと
高温状態のほうがバッテリーの減りも早いですし
長期的に見ればバッテリーの劣化も早くなってきます
普段ケースに入れている方は
ケースがついているから気が付かないだけで
取ってみたら実はバッテリーが膨れていたなんてこともありますので
今!!!!!チェックしてみてください
暑い夏は他の季節よりも膨れやすくなっています
そして、バッテリーの膨張は加速度的に進んでいきます
膨れてきたら、そのままにしないで、
画面が無事なうちにバッテリー交換をおススメします
お電話でのご予約もご予約承っております。