Blog
こんにちは
スマートデザインの南口です
今回はかなり特殊な事例があったので
ここでご紹介したいと思います
(修理報告というより備忘録かも。。。)
宝塚市のお客様で
1~2年前からリンゴループになったiPhone8を
直してほしいとのことでした
リンゴループの場合
パソコンからアップデートをかけて、
それでも直らなければ初期化という流れになりますが
データを取りたいとのことでしたので
初期化は行わないことにし、まずはアップデートをかけました
アップデートをかけたところ
真っ白な画面の下に「ホームボタンを押して回復」
という表示が出てきました
これまでにこの表示は何回か経験はありますが
この場合、もとのデータがあるかは五分五分の状態です
流れとしてはホームボタンを押して、パスコードを入力
そのあとにリンゴマークとバーが出て
早速データの回復をしてみようとしたら
ホームボタンに反応が、、ない!?
どうやらホームボタンに異常を来しているようで
この先に進めなくなってしまいました
iPhoneには
Assistive Touchという仮想ホームボタンの機能も
あるのですが、
その設定をするためにはホームボタンを押して
次に進む必要があるのです
ホームボタンが押せないから困っているのに。。。
そして、ホームボタンは本体に紐づけられているパーツのため
他のホームボタンを付けても直るものではありません
まさにこれが八方ふさがり
困ってしまってにゃんにゃんにゃにゃん状態でしたが
不調があるのはホームボタンではなく、画面の場合もあるので
一度画面の交換をしてみたところ
ホームボタンが正常に動いて「データの回復を試みています」という
表示にたどり着けました!
ここからは時間がかかる作業です
バーが最後まで行くまで
経験的に20分か30分くらいはかかりますが
今回は45分くらいかかりましたがバーは正常に最後まで行き
無事データも戻ってきました!
(写真撮れませんでしたッ・・・!)
「ホームボタンを押して回復」や「データの回復を試みています」という
表示だったのでデータが戻る保証はありませんが
無事データを戻すことができて本当によかったです
ホームボタンが効かない状態で
リカバリーモードに入り、アップデートや初期化をするのは
こういった思わぬ落とし穴が存在するようです
しかし、そもそもiPhone7やiPhone8はリカバリーモードに入るために
ホームボタンを使わないため、事前に確かめる術がありません
今回は画面の交換を行うことで対応できましたが
ホームボタン自体が使えなくなっていた場合の対応は今後の課題にしたいと思います
(外付けのホームボタンで対応できる??)
お電話でのご予約もご予約承っております。