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こんにちは
スマートデザインの南口です
当店では日々様々な修理を行っておりますが
今回は少し珍しめな修理をご紹介しようと思います
まずは充電コネクタ部分の異物除去です
iPadに挿した充電ケーブルの先端が折れてしまって
抜けなくなってしまったようです
▼完全に入り込んでしまっています
異物除去はiPadのみならずiPhoneでも多く見られますが
特にiPadはiPhoneよりも大きく重いため
ケーブル端子部分にかかる負荷が大きくなるため
ケーブルの先端が折れてしまうリスクは高いといえます
iPhone8以降の機種はワイヤレス充電対応ですので
とりあえずの応急処置でワイヤレス充電で
充電をすることができますが
iPadはそうもいきません
早速作業に取り掛かりました
充電端子の金属部分を傷つけることのないように
慎重に且つ着実に進めていきます
根気強く作業を続けること30分…
少し「ひょっこりはん」してきました
▼わかりますか?上から見るとわずかに端子が見えます(目で見るとよくわかるのに画像だと伝わりにくいのが悔しいです)
▼上の状態からさらに格闘を続けた状態。もうそろそろ抜けるかな?
引き続き作業を進めます
成功が目の前で気の緩んだ時にミスは起きるもの
最後まで緊張感をもって作業にあたり、
作業開始から1時間ほど経ったときでしょうか
はい、抜けなくなっていたケーブルの先端を取り出すことができました
また、充電がしっかりと貯まり、コネクタに異常を来していないことも確認しました
異物除去ができたものの、コネクタを破損させていたら本末転倒です
もし、そのまま取り除くことができなかったら
ドックコネクタの交換が必要になっていました
iPadのドックコネクタ交換はiPhone修理よりも高度な技術力が必要なため
異物除去よりも高価になってしまう上に
パーツの在庫の関係もあるため
1週間程度のお預かり修理になっていました
即日のお返しができて良かったです
では次は
実際にドックコネクタの交換を行った事例を
見ていきましょう
機種はiPhone6sで、
1週間ほど前からケーブルの反応が悪くなっていたとのことで
今回、全くケーブルに反応しなくなってしまったため
ご来店いただきました
当店で複数本のケーブルをつないでも、一切反応がありませんでした
ここで考えられる不良箇所は3パターンです
まずはお客様が考えていた通り、
ドックコネクタに異常がある場合が一つ
次に、ドックコネクタの他に、
バッテリーが蓄電能力を失っている可能性もあります
このどちらでもない場合は基板に異常があることが考えられます
iPhoneの場合、ドックコネクタ・バッテリーの修理は即日で行えます
基板修理になると1週間ほどのお預かり修理になるため
ドックやバッテリーでお直しができるように
頑張りたいところです
諸々検証したところ
やはりドックコネクタが故障していたようで
新しいドックに交換したところ
無事起動しました
充電がしっかり増えることも確認し、お客様にもご満足いただけました
スマートデザインでは画面・バッテリーの交換の他
様々な修理を行っております
今回ご紹介した異物除去やドックコネクタ交換から
カメラ交換、スピーカー交換などもお任せください
ご相談やお見積もりは無料で行わせていただきますので
「これ、できるかな?」と思うことがあればいつでもご来店をお待ちしております
お電話でのご予約もご予約承っております。