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こんにちは
スマートデザインの南口です
春眠暁を覚えずなんていいますが
暖かくなってきて
お昼寝が気持ちよい季節になってきました
皆さんも
色々な形で春の訪れを感じているのではないでしょうか?
(まあ、私に言わせれば「春眠」のみならずevery睡眠、暁を覚えずですけど( ˘ω˘)スヤァ)
さて、春が来たということは
水没の季節が近いということです
夏は言うまでもなく水没が多発します
今年はどうなるかはわかりませんが
梅雨、海、プール…
例年沢山の方が様々な要因で水没してしまう季節です
レジャーに行かずとも
冷たい飲み物の入ったペットボトルと一緒にカバンに入れていて、
結露した水で水没するケースや
胸ポケットやズボンに入れていて、
汗がマイク部分から本体内部に侵入して水没してしまう、なんてケースもありました
前置きが長くなりましたが
今回は水没修理の事例の報告です
水没箇所はお風呂で
うっかり落としてしまったとのことです
水から出した直後は何とか動いていたそうですが
しばらくすると、画面が付かなくなり、何の反応もなくなったとのことです
▼作業開始時点では全くの反応がありませんでした
リアカメラ部分を外から見ると
曇りがあるため、内部に水分が残っていそうです
▼目視だと特にはっきりと曇りが確認できました
早速開けて中を見てみたところ
内部に実際に水があることと、水没シールの反応が確認されました
▼2か所で水没が確認
次は本体と画面の分離と、基板の水抜きを行います
本体から基板を取り外し、水分を完全に取り除きます
この乾燥が水没復旧においては
非常に大切なものになります
しっかりと時間をかけて乾燥させる必要があるため
今日の所はこれで静置して乾燥を続けます
翌日、一昼夜の乾燥後
願いを込めて、組み上げたところ、、、
ばっちりと復旧しました!
ピンク色の縦線や黒く変色して表示が正常でない部分はあれど
元々ついているパネルで正常に動いてくれています
▼水没の影響でピンク色の縦線と右上に黒いシミがあります
画面表示に不調があるものの、
この時点ではタッチは正常に効いていたので
画面交換は行いませんでしたが
タッチが効かない等の理由で操作ができない場合は
画面の交換も可能です!
また今回は復旧はしましたが、動作が明らかに遅いのと
何より異常な発熱が確認できました
これらは水没した機種にありがちな症状で
いつなんどき、どんな不調があってもおかしくない状況でしたので
お客様には早めの機種変更をオススメしました
これからの季節は水没のリスクが高くなってきます
万が一水没してしまってもこまめにデータを取っておけば
データが完全に消えてしまう心配はないため
こまめなバックアップが大切です
もしデータを取ってなかった場合
水没復旧の修理を行うことで復旧の可能性が出てきます
水没してから時間が経つと
内部の端子の腐食等が理由で
復旧率は下がってしまうため、できるだけ早く当店にお持ちください!
お電話でのご予約もご予約承っております。